無敗2冠が懸かるサートゥルナーリアは坂路で最終調整。最初の1Fを16秒4で入ると自然と加速。15秒6→14秒6とラップを上げ、ラスト1Fは13秒8まで加速。余力を残しながらスピード感満点の動きで好調をアピールした。
「追い切り後もカイ食いが落ちていないし、皐月賞の前よりいい意味でゆとりのある体つき。体重は同じでも中身が違う」。辻野助手の言葉にも自信がみなぎる。初の東京だが不安よりも期待が大きい。「母(シーザリオ)がオークスを勝って、兄エピファネイアはジャパンCのパフォーマンスが凄かった。もしかしたら東京2400メートルは最適な舞台かもしれない」
週末の関東地方は真夏日の予報だが「デビューが6月だったし暑さはそれほど心配していない」と同助手。それでも大きめの扇風機を持ち込むなど万全の対策で本番に備える。