【葵S】ディアンドルが5連勝で3歳スプリント王 藤岡佑「抜かさせないという気持ちを見せてくれた」
2019年05月25日 16:10
競馬
「いいタイミングで乗せてもらえましたね。前走で乗ったルメールから『馬を気にする』と聞いていましたが、ここ2走で控える競馬をしていたことが、いい方に出ましたね。スムーズな競馬ができたし、残り200メートルで並んで来られた時も、馬が“抜かさせない”という気持ちを見せてくれました」
一貫して1200メートルを使われ、2戦目の未勝利から快進撃。桜花賞にも出走可能だったが、あえてスプリント戦にこだわった。これが初めての重賞制覇だった奥村豊師は、落ち着いた表情で勝利をかみしめた。
「皆さんと相談しながら、現状は1200メートルで結果が出ているし、(他の距離を使って)リズムを崩さないようにと。早くからここを目標にしていましたし、きっちり結果が出せて良かったです」
次走は未定だが、古馬との戦いが待ち受けている。ルーラーシップ産駒としては異色の快足牝馬が、芝スプリント戦線を大いに盛り上げてくれそうだ。