2歳オープンの阪神9R・野路菊Sは断然人気のマイラプソディ(牡=友道、父ハーツクライ)が5馬身差圧勝でデビュー2連勝を飾った。5頭立ての中団から上がり3F33秒4の末脚を繰り出してV。武豊は「スタートは相変わらず遅いけど、道中の走りは良かったので余裕をもって追いだした。奇麗に反応してくれたね」と高揚感に満ちた表情で回顧した。
口取りにはトレヴで凱旋門賞を2連覇したC・ヘッド元調教師の姿も。真っ先に武豊に駆け寄ると「この馬で来年のダービーを獲れるんじゃない」と告げて抱擁した。次走は未定だが、クラシック候補に名乗り出たのは間違いない。