【大井・東京記念】直線耐えた!ストライク重賞初V
2019年09月19日 05:30
競馬
吉原、藤田師ともに漏らしたひと言がタイトル獲りの生みの苦しみだった。砂をかぶらない位置でレースを進めるのは予定通りだったが、2周目3コーナーでポジションは外の4番手。それでも前に有力馬がいるので外から仕掛けないわけにはいかなかった。手応えは十分。ただ誤算だったのは早めに前をかわして先頭に立ったこと。「気を抜かず最後まで馬が踏ん張ってくれた。強い競馬だった」と吉原は愛馬に賛辞を贈った。
北海道で行われていたセリに行っていたため羽田空港からレース直前に競馬場に到着した藤田師も満足そうな表情。「前走より1キロ重くなってそれでも強い競馬をしてくれた。次はJBCも視野に入れながらオーナーと相談して決めたい」と2つ目のタイトル獲りを視野に入れていた。
2着センチュリオン(矢野)切れる感じの馬ではないので外々を回されたのが痛かった。
3着スギノグローアップ(真島)馬が凄く良くなっていた。スムーズに競馬ができたしこのメンバーで頑張っていたと思う。
◆ストライクイーグル 父キンシャサノキセキ 母ミスエアクラフト(母の父マーケトリー) 牡6歳 大井・藤田輝信厩舎 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道新ひだか町の前田宗将氏 戦績27戦6勝(南関東2戦1勝) 総獲得賞金1億542万4000円。