【凱旋門賞】急転!武豊、仏名門ルジェ厩舎の3歳ソフトライトとのコンビで参戦
2019年10月02日 05:30
競馬
![【凱旋門賞】急転!武豊、仏名門ルジェ厩舎の3歳ソフトライトとのコンビで参戦](/gamble/news/2019/10/02/jpeg/20191001s00004048527000p_view.jpg)
武豊はすでに凱旋門賞ウイークの重賞でルジェ厩舎の2頭の騎乗依頼を受けており、さらにもう1頭、大舞台での手綱を託された形。「勝ちたいレースはたくさんあるが、一つ選べと言われたら“凱旋門賞”とはっきり言える」と常々話している夢舞台へ。2年連続8度目の騎乗が実現する。
ソフトライトは父オーソライズドで7戦1勝。前々走のG1パリ大賞はジャパンの5着。前走はG2ドーヴィル大賞で2着だが、凱旋門賞出走予定のナガノゴールド(3着)に先着した。1日には仏・ドーヴィルで行われた同厩舎の追い切りにも騎乗。思いがけず巡ってきたチャンスに、静かに闘志を燃やしている。
武豊は凱旋門賞当日の「ジャンリュックラガルデール賞」(G1、芝1600メートル)でヘルタースケルター(牡2=JC・ルジェ)、「マルセルブーサック賞」(G1、芝1600メートル)でサヴァラン(牝2=A・ファーブル)にも騎乗。また、社台ファーム・吉田照哉代表が所有するコム(牝3=JC・ルジェ)で「オペラ賞」(6日、G1、芝2000メートル)か「ドラール賞」(5日、G2、芝1950メートル)に騎乗する予定もある。
日本馬のみならず日本人騎手の悲願でもある凱旋門賞制覇。欧州競馬界が最も熱気をはらむ“凱旋門賞ウイーク”に、日本競馬界のレジェンドが躍動する。
◆ジャン・クロード・ルジェ 1953年8月19日生まれの66歳。フランスを代表する名伯楽として知られる。調教師だった父クロードさんの下で修業し25歳で開業。16年4月にはフランス競馬史上初となる通算6000勝を達成した。凱旋門賞は未勝利だが、仏ダービー3勝、仏オークス4勝。ソウルスターリングの母で、G16勝を挙げたスタセリタも管理した。