藤田菜七子(22=根本)が5日、新潟8R・3歳上1勝クラス(芝2000メートル)で2番人気シーオブザムーン(牝3=金成、父ブラックタイド)に騎乗、大外から一気に末脚を伸ばしてV。5、7Rに続いてこの日3勝目。今年33勝目をマークした。これでJRAでは4週連続の勝利となった。
前が飛ばす流れの中、冷静に後方待機を選択。「自分たちのリズムを大切にしました。しまいもいい脚で伸びてくれました」と菜七子。大外一気で先行馬をまとめて差し切った。菜七子の1日2勝はこれまで7度あったが、1日3勝はデビュー以来初。
菜七子は今年の1回、2回新潟開催で11勝を挙げており、19年新潟リーディング首位の戸崎(13勝)と2勝差の3位につけていた。この日の3勝を加えて14勝とし、トップに躍り出た。