クロノジェネシスを生産したノーザンファームは秋華賞5連覇。15年ミッキークイーン、16年ヴィブロス、17年ディアドラ、18年アーモンドアイに続いて美酒に酔った。吉田勝己代表(70)は「強かったね。前半が速かったが、それでもよく頑張ってくれた。母(クロノロジスト)は渋い子を出すね。大したもの」と勝利をかみしめた。2歳世代にはルーラーシップ産駒の牝馬、1歳にはモーリス産駒の牡馬がいる。そして母の腹の中にはモーリスの子が宿る。サンデーレーシングは12年ジェンティルドンナ以来、7年ぶり2勝目。吉田俊介代表(45)は「いい位置で運べた。夏を北海道で過ごして、フレッシュな状態だった。フサイチエアデールの頃から大事にしてきた血統が花開いた」と感慨深そうに話した。