【AR共和国杯】人馬ともに“東京苦手”を払しょくだ!清水久厩舎の久保春太助手&パリンジェネシス
2019年11月01日 21:06
競馬
“事件現場”はファンがガラス越しに地下馬道を見られるホースプレビューの近くだった。「ネット上に“厩務員が蹴られた”と書き込みがあったと、知り合いから聞かされました。地下馬道で人生初の救急車に乗りましたよ」と苦笑いで明かす。肋骨の粉砕骨折に加え、脾臓(ひぞう)がつぶれるという重傷だったが、3週間で現場復帰。今では以前と変わらぬ姿で馬にまたがっている。そして今週末のアルゼンチン共和国杯にはパリンジェネシスで参戦する。
「目黒記念は突かれて厳しい競馬を強いられたし、前走の京都大賞典は出遅れが全て。競馬をしてないですね。具合は本当にいいし、リズム良く前々で運べたら……。実は目黒記念の前のメトロポリタンSも雹(ひょう)で中止になってるんです。東京には苦い思い出ばかりだけど、何とか払しょくしたいですね」
このまま終われるはずがない。自身、あの時以来となる東京で、必ずや雪辱を果たしてみせる。