福島11R・福島記念はデンコウアンジュを狙う。今春の福島牝馬Sではフローレスマジックを2馬身半突き放して圧勝。小回りコースで末脚を生かせる牝馬だ。本紙コラムではエリザベス女王杯のフロンテアクイーンをイチ押ししたが、こちらも同じメイショウサムソン産駒の6歳牝馬。息の長い活躍ができる血統だ。
調教の素軽い動きからは休み明けをひと叩きした効果もうかがえる。福島牝馬Sも休養明け2戦目だったように叩き良化型なのだ。3戦連続で騎乗したベテラン柴田善が引き続き手綱を取るのも心強い。馬群の後ろで脚をため、3角からのロングスパートで決着を付ける。