【ジャパンC】レイデオロ秋晴れ 名手ビュイック好感触「加速素晴らしい」
2019年11月21日 05:30
競馬
計時は5F70秒2~1F12秒8と控えめも、これは予定通り。藤沢和師も「時計は速くないが動きは先週と比べても随分良くなった。気合も入っている。今年は不本意なレースが続いたが久しぶりにいい状態でレースに向かうことができる」と満足顔だ。16年10月のデビュー以来、10~12月の成績は【4・2・0・0】。昨年も天皇賞・秋V→有馬記念2着と好走した。秋は得意な季節。指揮官も「気温が下がって体調はもちろん、体つきも全体的に良くなってきた。やはり季節が合っているのかもしれない」と期待を込めた。
ジャパンCは4度目の挑戦となるビュイックも初Vへ気合十分だ。「レイデオロは加速が素晴らしい。ダービーも天皇賞(秋)も勝っている馬。そんな馬でG1に臨めるのはエキサイティング。難しいレースだが勝つチャンスは十分ある。ベストを尽くすよ」。東京はG1・2勝を含む【3・1・0・0】とパーフェクト連対。藤沢和師は「デビュー戦(1着)からずっと成績がいい舞台。乗り難しいコースでもないし、ジョッキーには自信を持って乗ってもらいたい」。今回と有馬記念の2戦で年内引退が濃厚なレイデオロ。日本を代表する名伯楽と欧州の名手が融合し、最後の花道へと駒を進める。