【有馬記念】好調丸山スティッフェリオで幸せのお裾分け
2019年12月18日 05:30
競馬
「頑張って乗ってくれていますね。結婚もしたんで“祝儀を”と思ってやっています。この馬、祝い事の時に結果を残しているんですよ。オールカマーを勝った時は僕の子供の誕生日。小倉大賞典の時はこの馬が生まれた日でした」
天皇賞・秋から巻き返しを図るべく、この中間は負荷をかけている。先々週、先週と2週連続で坂路4F51秒台をマーク。「手加減をしていないし、今回はきっちりとやっている方だと思います」。順調に調整が運んでいる。
3つの重賞コレクトは中山も含めて小回りだった。コース替わりは歓迎だろう。うまく前々で流れに乗れれば、楽しみはある。穴馬はアーモンドアイより前で立ち回る馬。小林はそんな気がしていた。
「前走は息の入らないラップで厳しかった。うまく小脚を使う、操縦性の高いタイプ。器用なので現状は小回りでの立ち回りがうまくいってますね」
舞台は好転、あとはうまく流れに乗せられるか。幸せを振りまいて、暮れの中山に高配の虹を懸ける。