【KEIRINグランプリ前夜祭】新田、五輪金へ弾み「優勝目指す」

2019年12月18日 05:30

競輪

【KEIRINグランプリ前夜祭】新田、五輪金へ弾み「優勝目指す」
ポーズを取る9選手(右から)中川、松浦、脇本、佐藤、清水、郡司、新田、平原、村上(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 30日にグランプリ発祥の地・立川競輪場で行われる「KEIRINグランプリ2019」の前夜祭が17日、ファン、関係者ら872人を集めて東京・新宿の京王プラザホテルで開催された。グランプリ戦士9人、ガールズGP出場7選手が登壇し、大一番への意気込みを熱く語った。
 ケイリン世界No・1が競輪日本一の称号を手にしてみせる。心技体の充実期を迎えた新田祐大は5年連続6回目の夢舞台。「しっかり優勝を目指して頑張りたい」と眼光鋭く言い切った。現在UCI(国際自転車競技連合)の男子ケイリン個人ランキングで第1位。13日にオーストラリアで行われた自転車競技トラック種目W杯の男子チームスプリントでは第2走を務めて2大会連続金メダルを獲得した。来年に迫った東京五輪での金メダル獲得が期待される33歳は「競輪の舞台でも結果を残し、金メダルを獲れるように頑張りたい」と鼻息荒く意気込んだ。その新田をマークする佐藤慎太郎は13年ぶりの出場。「新田に付いていくことが僕の仕事」と福島ワンツーフィニッシュに気合を込めた。

 新田と同様、世界を股に掛ける脇本雄太は「国内の競輪を走るのが少なかった分もインパクトのあるレースがしたい」とナショナルチーム仕込みの脚力を暮れの大一番で見せつける。脇本の後輪に集中する村上博幸はメンバー唯一のGP優勝経験者(10年立川)。「40歳で出場できたことを自信に持って戦いたい」と胸を張った。直前の競輪祭でワンツーを決め、今年の競輪界で存在感が際立った清水裕友―松浦悠士の中国コンビ。清水が「最後まで諦めず泥くさい走りを」と完全燃焼を誓えば、松浦は「清水君との息の合った走りを見てほしい」とファンにアピールした。

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