【尼崎・バトルトーナメント】瓜生 波乱演出で新年初V!3連単は4万円超え
2020年01月14日 05:30
ボートレース
「艇間を探してから空いたところを差していった。正直、びっくりしている。優勝の実感はない」。目を丸くして語った。ツキも生かした。セミファイナルでは5カドからまくって行くも、まくりを促した峰に差されて2着だった。興津とのファイナル5号艇を懸けた抽選に回ったが、それを制して決戦へと駒を進めていた。「尼崎では久々の活躍だったかな。舟足はバランスは取れていて、体感もいい感じで行けたが、エンジンは仕上がっていなかった。展開をつくってくれた峰君のおかげ」
2日目まで2着3本。最終日での初1着によって、10年10月の一般戦以来となる当地2回目の優勝となった。相性が決して良くなかった地で、昨年7月とこなめオーシャンC以来となるV。ニッコリと笑みを浮かべた。
インタビューの最後に聞かれたのが今年の目標。「例年通りにグランプリで優勝することです」。16年に優勝した“1億円バトル”を再び勝ち抜く意気込みを示した。20年も前だけを見て瓜生が突き進む。
◆瓜生 正義(うりゅう・まさよし)1976年(昭51)3月5日生まれ、福岡県出身の43歳。福岡支部所属、76期。95年5月若松でデビュー。96年12月平和島で初優勝。98年7月とこなめ周年でG1初V。07年6月住之江オールスターでSG初制覇。通算83V(SG10V、G1・18V)。同期は魚谷智之、原田幸哉ら。1メートル59、50キロ。血液型A。