【共同通信杯】フィリオ躍動!瞬時にギアチェンジ楽々併入12秒2
2020年02月14日 05:30
競馬
![【共同通信杯】フィリオ躍動!瞬時にギアチェンジ楽々併入12秒2](/gamble/news/2020/02/14/jpeg/20200213s00004145362000p_view.jpg)
同じ堀厩舎で16年香港ヴァーズ、17年宝塚記念を制したサトノクラウンの半弟。森助手は「まだ今の時点で比較するのはかわいそう」とした上で「気性的にカッとするところは少し似ているかな」と評する。一方で、秘めた素質への期待も隠さない。「新馬(昨年10月東京)を勝った後、放牧を挟んで体がひと回り大きくなった。全体的な緩さは残しているが、そういう中でも競馬で結果を出してくれた。クラウンもこの時期はまだ緩かったから」
その兄は新馬Vから東スポ杯2歳S、弥生賞と3連勝を飾った。レースこそ異なるが、2戦目で東京1800メートルの重賞を勝っている。兄の軌跡をなぞるような2戦目での重賞挑戦。森助手は「初戦で東京を経験しているのは強み。距離は延びていいタイプだが、東京なら初戦の2000メートルと今回の1800メートルで形態がほとんどが変わらないので問題ない。素質は重賞でも通用する」と力強い。ここを勝って、兄が果たせなかったクラシック制覇へとつなげるか。春の行方を、そして将来を占う意味でも重要な一戦となる。