菜七子、落馬で左鎖骨骨折…初の大ケガで全治1~3カ月か サウジ遠征は絶望的
2020年02月16日 05:30
競馬
その後は8Rヤマニンマヒア→松若、9Rミリオンゲーム→山田、11Rイサチルルンルン→木幡初に変更。16日に小倉で予定していた8鞍も乗り替わり。来週以降の騎乗も未定となった。
地方を含め、過去3度、レース中の落馬の経験があった菜七子だが大きなケガにつながったのは初めて。師匠の根本師は「今後、打撲や内出血の症状が出る可能性もある。2、3日は小倉で入院して様子を見たい。手術をするかどうかは東京で決めることになると思う」と話した。
全治は不明と発表されたが鎖骨骨折は一般的に1~3カ月の回復期間が必要。ミカエル・ミシェル(24=フランス)との対戦が注目されたサウジアラビアの騎手招待競走への参戦は絶望的。4月8日にコパノキッキング(セン5=村山)との再コンビで挑む予定だった東京スプリント(大井)も微妙な状況だ。「落ち込んでいるだろうけどデビューしてからここまで突っ走ってきた。頑張ってきたのだから“ワンクッション休みなさい”と本人には電話で伝えました」。師匠は弟子を思いやった。