【サウジアラビア国際競走】クリソベリル、スイッチON!音無師「馬体締まってきた」
2020年02月29日 05:30
競馬
![【サウジアラビア国際競走】クリソベリル、スイッチON!音無師「馬体締まってきた」](/gamble/news/2020/02/28/jpeg/20200227s00004050335000p_view.jpg)
27日の最終追い(ダートコース)は日本でもおなじみの名手スミヨンが騎乗。初コンタクトで上々の感触を得たようで「素晴らしいフットワーク。大変満足している。この競馬場の馬場もこなしてくれるはず」とうなずいた。音無師も「スミヨン騎手が乗ったことで馬にスイッチが入って、いい方向に向かっている」と話した。
ライバルはダートの本場・米国の一流馬たち。昨年のケンタッキーダービーで1位入線後17着降着。しかし、その後の奮闘で米最優秀3歳牡馬に輝いたマキシマムセキュリティ。G1・BCクラシックを1番人気で2着だったマッキンジー。6戦6勝のクリソベリルにとって過去にない強敵たちが壁となる。鍵は位置取りになりそうだ。師は「すぐ内の馬(マッキンジー)が行くだろうし、それを目標にレースを運びたい。自在に競馬ができるので。大型馬だけど後手後手に回ることはないと思う」とVイメージを語った。
きょうだいにマリアライト(15年エリザベス女王杯、16年宝塚記念1着)、リアファル(15年神戸新聞杯1着)など芝の活躍馬がいる良血馬。師は「本当は芝も走ると思っているほど走りがしなやか。日本とはダートの質が全く違うけど、こなしてくれるんじゃないか」と適性も見込む。日本中の大きな期待を背に、ダート最高峰の大一番を獲りにいく。