サウジCで海外メディアの注目を集めているのはクリソベリルだが、ゴールドドリームも忘れてはいけない。昨年末のチャンピオンズC(2着)は、勝ったクリソベリルとわずか首差。注目度ほどの実力差はない。28日朝はパドックのスクーリングからキャンター。見守った平田師は「若い頃はテンションが高く、暴れん坊で苦労したが、年齢を重ねて扱いやすくなってきた。今も適度にテンションは上がっているけど、ちょうどいいと思う」と満足そうに伝えた。
ゲートは最内枠の1番。米国の強力先行勢に包まれないかがポイントとなる。「レースはクリストフ(ルメール)にお任せです。うまくゲートを出てくれて、その後にどうするかという感じになるんじゃないか」と師。普段とは違う舞台だけに、落ち着き払った7歳馬の精神力は大きな武器になりそうだ。