【高松宮記念】アスコット“八重咲き”100点!どれもこれも過去最高 黄金に輝く毛ヅヤ
2020年03月24日 05:30
競馬
体つきにも非の打ちどころがない。首の太さ、肩の筋肉、トモの幅、臀部(でんぶ)の盛り上がり、肋(あばら)がパラッと浮いて見えるヒ腹…全てが過去のG1時を上回っています。これらの部位の特徴が伝えるのはスプリンター適性。初経験となる1200メートルの速い流れに戸惑うかもしれませんが、体形的には十分に対応できます。
立ち姿も悪くない。目に適度な緊張感を宿し、耳の立て方には集中力がある。鼻を不満そうに少しとがらせていますが、ハミのくわえ方に遊びがあるので大丈夫です。
「競走馬の大谷翔平」と呼ばれる二刀流の使い手。大谷は投手と打者のどちらかに専念すべきか。数年前にそんな議論が起きたように、モズアスコットにも芝とダートのどちらにより適性があるのか…見解が分かれています。大谷は投手に、アスコットはダートに、それも力のいるパサパサの深い砂に合っていると思いますが、あくまでも私見です。
遠のく球春。新型コロナウイルスの感染が米国でも拡大する中、MLBの開幕日は流動的です。大谷の二刀流が見られないのなら、代わりにモズに披露してもらいたい。二刀流の切れ味をアップさせるのは“金が成る木”鬱金桜の毛ヅヤが物語る満点の体調。もっとも、黄金色の馬を拝んだところで金運アップは保証しませんが…。