18年平昌五輪フリースタイルスキー男子モーグル銅メダリストとして注目を集めた原大智(23=宮城)は予選(4)(4)で決勝進出を逃した。「自分の脚力のなさが出てしまった。悔いが残るレース」と肩を落とした。約1年間の養成所生活では今まで経験したことのない練習の厳しさを味わい「本当に濃い1年だった」と振り返る。プロの競輪選手として5月にデビューするがモーグル選手としても同時進行。「22年の北京冬季五輪までは続けるつもり。競輪とモーグルの両立に1%でも可能性があるなら、しがみついて名前を刻みたい」。進化し続ける原の第二の人生がここから始まる。