【皐月賞】サリオス、堀師の“さじ加減” 水曜追い選択で本番までの時間確保
2020年04月16日 05:30
競馬
無傷3連勝で前走・朝日杯FSを制覇。ここは同じく3戦3勝コントレイルとの初対決に注目が集まる。上原助手は「これまでもタフな流れのレースを勝っている。後ろからコントレイルが来ても抜かせないような競馬ができれば」と期待十分。初の2000メートルについても「凄く操縦性の高い馬。血統的にも距離が延びるのは問題ないと思う」と意に介していなかった。
鞍上は新馬戦以来のコンビとなるダミアン・レーン。新型コロナウイルスまん延予防策として2週間の待機を終え、この日に短期免許(18日~5月17日まで)が交付された。同助手は「こういう大変な状況でも来てくださっている。陣営としても期待は大きい」と再会を待ち望んでいる様子。初来日の昨年、いきなりG1・4勝を挙げたオーストラリアの天才が、並々ならぬ思いで挑む一戦。サリオスはそれに応えられるだけの大器だ。