映画の舞台になった新冠橋本牧場 1戦1勝のテンピンに夢を託す
2020年04月16日 16:41
競馬
88年に公開された映画「優駿 ORACION」のロケ地になったことで知られる名門は、幾多の活躍馬を輩出してきた。古くは73年高松宮杯を制したタケデンバード。00年以降ではダートで重賞5勝を挙げたスノーエンデバー、同じく5勝で08年JCダート2着のメイショウトウコンが代表格だが、惜しくもG1には手が届いていない。昨年の菊花賞のザダル(13着)以来となる生産馬のG1出走。「さすがに1頭でも多く負かせれば…」というのが本音だが、“もしかしたら…”と思うのも親心。幸いにも当日は雨予報。「切れるタイプではないから、道悪はプラスだと思います。できれば好位を取って、精いっぱい頑張ってほしいです」。にわかにレースが待ち遠しくなってきた。当日はテレビの前で思いっきり声援を送るつもりだ。