【青葉賞】フライ&ヴァルコス、ダービー道は友道厩舎独占予感
2020年04月29日 05:30
競馬
フライライクバードは気性の若さを残すものの、ここに来て2連勝。とりわけ前走のアザレア賞はスタンド前でつまずいた上、最後の直線では抜け出して外によれるシーン。それで勝ち切ったのだから着差以上の完勝だった。大江助手は「まだ気持ち的に若いです」と苦笑い。その上で「今度は相手が強くなる分、もっと一生懸命に走らないといけませんから。フワッとする余裕はないでしょう」と見通しを語る。相手が強くなることで自分の中の壁を突破するかも。3連勝での重賞初制覇を期待したい。
一方のヴァルコスは“マジメ”なキャラクター。速い上がりは使えないが、とにかくしぶとい。前走・ゆきやなぎ賞で2400メートルを経験しているのも強みだ。「距離が延びていいタイプだし、持ち味を生かせれば」。大江助手が語るように、理想は持久力勝負。少し馬場が渋れば、さらにチャンスは膨らむだろう。
甲乙付け難い豪華2頭出し。ワンツーフィニッシュで、そろってのダービー切符獲得も夢じゃない。