【天皇賞・春】エタリオウ「最強の1勝馬」が波乱!迷わず買うべしリピーター
2020年04月29日 05:30
競馬
(2)種牡馬 スタミナ豊富なステイゴールド産駒が近7年で4勝と圧倒的。昨年もパフォーマプロミスが8番人気3着と激走した。ステイゴールドを父に持つオルフェーヴルの産駒は今年が天皇賞・春初挑戦。こちらも軽視は禁物だ。ディープインパクト産駒は昨年のフィエールマンが初勝利。通算では【1・2・1・13】と振るわない。キングカメハメハ産駒は【0・0・0・14】とユーキャンスマイルには厳しい数字。
(3)ローテ 長らく主なステップは大阪杯、阪神大賞典、日経賞の3つだったが、大阪杯は17年にG1昇格後、中距離王決定戦の位置づけとなり、同レースからの出走馬は減少。今年もエントリーはなかった。大阪杯を除いた前走別(過去10年)では阪神大賞典組が【3・2・5・47】と最多3勝。日経賞組【2・2・2・46】が続く。やはり王道が強い。年初戦組やダイヤモンドS組はグレード制導入の84年までさかのぼっても一度も勝っていない。昨年末の有馬記念以来の前年覇者フィエールマンには嫌なデータだ。
(4)厩舎力 厩舎別の芝長距離(3000メートル以上)の通算成績を見ると、エタリオウとユーキャンスマイルを出走させる友道師が【6・6・3・16】で勝率19・4%、3着内率48・4%と出色の数字。同じく2頭出し(スティッフェリオ&ダンビュライト)の音無師も【6・4・6・35】と現役最多の6勝で並んでいる。キセキ、トーセンカンビーナの角居師も【5・3・2・29】と好成績。中でも友道師は天皇賞・春初挑戦の08年アドマイヤジュピタでV。16~18年にシュヴァルグランが3→2→2着と好走しており、ステイヤー育成のノウハウを知り尽くしている。
☆結論 友道厩舎のステイゴールド産駒エタリオウが本命。18年菊花賞2着と実績十分で、リピーター(昨年4着)でもある。日経賞からの臨戦も○。「最強の1勝馬」が大一番で待望の2勝目を挙げる!相手はキセキ、スティッフェリオ、トーセンカンビーナ、フィエールマン、ミッキースワロー、メロディーレーン、ユーキャンスマイル。3連単はエタリオウを1着に相手7頭で42点。