【プリンシパルS】津村ビターエンダーV!首差制し人馬でつかんだダービー切符
2020年05月10日 05:30
競馬
殊勲の津村は「直線は手応え十分だった。行け!と言ってからもいい反応。先頭に立ってフワッとしたけど、何とか我慢してくれた」とにっこり。これで津村にとってもダービー初騎乗のチャンスが巡ってきた。「賞金的に出られるか微妙だったので、最後の切符をつかめて良かった。相沢先生のところの馬で、初のダービーの権利を得られてうれしい。瞬発力より、長くいい脚を使うイメージ。新馬の頃に比べて格段に良くなっている。まだ良くなる余地があるし、本番でも頑張りたい」と晴れやかな表情を浮かべた。
共同通信杯2着など、これで東京では【2・1・1・0】。相沢師は「府中の方がいいね。これまでハミに頼って走っていたのが、頼らなくなった。スタートも上手になってきた。ただ今年は相手が強いから…。強い馬の後ろにいたらかなわないでしょ。勝負するなら…」と言葉をのみ込んだ。ダービーでは展開の鍵を握る一頭になりそうだ。