【宝塚記念】ライラック1頭のみ!14年以降驚異の6連勝中「5歳」&過去10年で圧倒的「牝馬」
2020年06月24日 05:30
競馬
(2)牝馬 昨年は5歳牝馬リスグラシューがV。16年にはマリアライトが勝っており、近年、牝馬は見逃せない。過去10年で【2・3・4・11】。13年以降で馬券に絡まなかったのは18年だけ。その18年もヴィブロスが3着馬と首差の4着。蒸し暑くなる梅雨シーズン。やはり牝馬は暑さに強い。なお、今春の古馬混合の芝G1で牝馬は非常に強く、天皇賞・春を除く、該当3競走で牝馬ワンツー決着が実現(別表(2))。この時流も見逃せない。
(3)距離実績 2000メートルでも2400メートルでもない。“非根幹距離”2200メートルで行われる数少ないG1、それが宝塚記念。昨年Vのリスグラシューは京都芝2200メートルのエリザベス女王杯を制していた。2200メートルの実績は重視したい。エリザベス女王杯、京都記念あたりを制したことがある馬には注意を払うべきだ。
☆結論 買える「5歳」&「牝馬」。今年の5歳牝馬はラッキーライラックただ1頭で信頼の軸となる。芝2200メートルは昨年のエリザベス女王杯を勝っており、挙げた条件は全て満たした。ファン投票ではアーモンドアイに次ぐ支持を集め、出走予定馬中では最上位。期待に応える。相手筆頭は5歳で2200メートル重賞V(今年のAJC杯)があるブラストワンピース、牝馬で今年の京都記念(2200メートル)を制したクロノジェネシス。人気必至のサートゥルナーリアは近年の宝塚記念で苦戦している4歳牡馬。18年キセキ(2番人気8着)、16年キタサンブラック(2番人気3着)も連を外した。2200メートルの重賞Vもなく、あくまで押さえ程度。