前回大会で悲願のグレードレース初優勝を飾ったのが鈴木清。永井との抜きつ抜かれつの名勝負を演じ、苦節26年で悲願の戴冠だった。「思い入れは人一倍ですね。長年かかって手にすることができたタイトルなので。自分でも予想していなかった」と振り返った。
ナイター開催で鍵を握るのは消音マフラー。エンジンブレーキの利きが良く、「50センチ、1メートル先まで突っ込んでも止まってくれる。無理してでも曲がれる」。インを鋭く突く鈴木清のレーススタイルにマッチするのだ。前節乗り替わって上々の感触。「連覇は意識しない」と言うものの、初戦(12R)はスーパーハンデの青山と組まれて「消音のメリットを生かして一泡吹かせたい!!」と意気込んだ。