【宝塚記念】キセキ 昨年同舞台以来の2着で復活の兆し「久々にこの馬らしい競馬ができた」
2020年06月29日 05:30
競馬
課題のスタートはやや遅れたが、これは武豊の“作戦”だったのかもしれない。他馬の影響を受けやすい性格を考慮し、道中は大外を回す形。徐々にポジションを上げると、勝負どころはクロノジェネシスを見る形で進出した。前走の天皇賞・春(6着)に続く2回目のタッグで全能力を引き出した2着。秋のローテは未定だが、3年前の菊花賞以来となるG1制覇へ、グンと弾みがついたことは間違いない。