【小松島・開設記念】原田 記念4V!地元徳島勢が上位独占「ラインの絆の勝利」

2020年07月06日 05:30

競輪

【小松島・開設記念】原田 記念4V!地元徳島勢が上位独占「ラインの絆の勝利」
<小松島>優勝トロフィーを手に笑顔の原田 Photo By スポニチ
 原田研太朗(98期)が17年松山以来となる通算4度目の記念Vを決めた。
 初めて7車立てで行われた記念競走。河端―清水―松浦が前受けして後方に島川―太田―原田―小倉の地元勢が続く。残り2周で上昇した島川が河端を抑えると河端は車を引いて5番手へ。打鐘で島川が一気に踏み込んで猛スパート。徳島4車で奇麗に出切り、5番手の河端はやや離され気味。最終ホームで後方の隊列をチェックした太田は最終バックで島川の番手から迷わず出る。太田―原田―小倉で直線へ。清水―松浦がその後ろに続く。わずかに太田をかわした原田が1着でゴールを駆け抜けた。

 「ラインの絆の勝利。作戦通りは作戦通りだったけど、島川君の掛かり具合が凄くて。島川君とは直前も一緒に練習したが、仕上がっていた」と先陣を切った後輩の頑張りを称えた原田。「普段はレースで声は出さないが、ちらっと河端さんの姿が見えて“来たぞ”って。3角では抜けそうな感じはあったが太田君も踏み直して最後まで抜けるか分からなかった。優勝できた瞬間はホッとした」と笑顔で振り返った。「四国にはまだまだ強い若手がいるし、来年もラインで上位独占できるように。自分も自力はもちろん番手、3番手の勉強をしていかないと」と話していた。

 ◆次走予定 優勝した原田、2着の太田はいわき平のサマーナイトフェスティバル(10~12日)、3着の小倉は玉野F1(22~24日)。

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