【エルムS】タイムフライヤー、松田師納得の“V”TR調整 北の重賞初制覇へ復活前走と同パターン
2020年08月06日 05:30
競馬
「2週前に競馬をしたばかりで無理をしなかったけど、コンディションは良さそう。単走で少しペースを上げました。反応、フットワークも良かったです」
松田師も納得の表情だ。「先週の土曜日に時計(札幌ダート6F81秒8)を出して、気持ちも体もできています。函館と同じような調整にしました。青写真通りの仕上がりです」と笑顔を見せる。
前走・マリーンSはメンバー最速の末脚(3F37秒3)で快勝。17年のG1ホープフルS以来の勝利を手にした。トレーナーは「強かったです。最後は突き放していたからね。体幹がしっかりしていなかった時はオーバーワークの後、回復するのに手間取った。今は追い切る前や後も何の問題もありません」と芝&ダート重賞制覇が懸かる本番を見据える。
JRA重賞58勝、同G1・14勝を誇る名伯楽は来年2月に定年を迎える。今年が札幌ラストイヤー。まだ手にしていない北の重賞を全力で獲りにいく。