【神戸新聞杯】ヴェルトライゼンデ鉄壁 万全しまい11秒9、熱発心配なし
2020年09月25日 05:30
競馬
当初のローテーションからの変更を余儀なくされたが熱は半日で下がった。調教を休んだのが2日で済んだのは不幸中の幸いだ。池添は「熱発の影響は多少はあると思うし、(状態は)MAXではないだろうが前哨戦としては十分」と合格点のジャッジ。池江師は「今回は(骨折明けで)普通の休み明けではないので、そこがどうかな」と、やや慎重だが、そこはダービー3着馬。地力でカバーする。
血統は魅力だ。1つ上の兄ワールドプレミアは昨年、神戸新聞杯3着をステップに菊花賞制覇。この時季にぐっと良くなってくる血だ。
何より池添と池江師のコンビは11年のこのレースをオルフェーヴルで2馬身半差完勝(2着ウインバリアシオン)。菊花賞での3冠制覇につなげた。ここは非常に験のいいレースだ。3冠ロードを歩む秘けつや難しさも知る鉄壁のコンビが、無敗3冠を目指すコントレイルの前に大きく立ちはだかる。