【天皇賞・秋】ダノンプレミアム しまい改善するか「最後フワッとするところある」
2020年10月29日 05:30
競馬
「我慢するところと、しまいの反応をジョッキーに確認してもらった。“行きっぷりがいいのは、いつも通り”と。最後フワッとするところがあり、最近は競馬でも見せているので、どうにか改善してくれたら」
デビュー3連勝で朝日杯FSを制した素質馬だが、その後はG1タイトルまであと一歩の競馬が続いている。集中して走れるように、中間は馬具を工夫。ブリンカーを試した1週前追いは馬なりのまま、ラスト1F11秒7の末脚を発揮した。師は「馬具一つで馬の雰囲気も変わる。これからジョッキーも含めてチームで話して、レースでも着けるか決めたい」と明かす。
同じディープインパクト産駒は6週連続で重賞V(最多記録は自身の7週)。偉大なDNAも後押しになる。昨秋の天皇賞はアーモンドアイに次ぐ2着。師は「昨年もいい内容で走ってくれた。プレミアムの真の走りを披露できれば」と意気込む。2歳王者のフルパワーの走りに期待したい。