【鈴木康弘 馬体診断「達眼」 】
グランアレグリアは4歳の晩秋を迎えても成長が止まりません。スプリンターズS時にボリュームアップした筋肉がさらに増えている。特にトモには我が目を疑うほど厚みが加わった。腹周りにも今秋1度使われたとは思えないほど余裕があります。ひと目で短距離馬と分かる筋肉マッチョ。名マイラーは加齢とともにスプリンター体形に進化したのです。
距離延長が課題になる体つきですが、顔つきは穏やか。ハミを着けなくても従順におとなしく立っています。これだけ落ち着いていればマイルの流れにも折り合えるでしょう。