【ジャパンC】アーモンドアイ・シルクR米本代表、絶好舞台で世界をひきつける走りを
2020年11月27日 05:30
競馬
ライバルの3冠馬2頭とアーモンドアイは最初で最後の対決。しかし、クラブとしてはサリオス、リアアメリアなどで苦汁をなめさせられてきた。米本代表は「サリオスも凄く強い馬なんですけど、コントレイルは距離があっても脚を使ってくる。皐月賞は外から回って本当に強かったです。デアリングタクトも毎回凄い末脚で、実際にオークスを制しているように府中も合いますからね」と警戒を強めた。
数々のG1馬を擁するシルクレーシングにおいても、アーモンドアイがクラブにもたらした影響は計り知れない。同氏は「海外でもアーモンドアイに限らず、うちの勝負服の馬を見ているよと多くの方に言っていただけるようになりました。アスリートとしての能力はもちろん、人をひきつけるほど可愛いビジュアル。クラブのアイコン的な存在です。感謝しかありません」と愛馬への思いを語る。最高の孝行娘は、最後まで「水色、赤玉霰(あられ)、袖赤一本輪」の強さをアピールしてターフを去る。
◆米本 昌史(よねもと・まさし)1975年(昭50)1月21日生まれ、東京都出身の45歳。不動産業界のデベロッパーを経て、12年ノーザンファーム入社。13年からシルクレーシングの経営に携わり、14年代表取締役に就任。趣味はゴルフ。