【有馬記念】池江厩舎の刺客ペルシアンナイト波乱演出?斉藤助手「末脚を生かせれば」
2020年12月25日 05:30
競馬
最終追いでしっかり動いた。23日のCWコース。ラスト11秒7の伸びに新谷はうなった。「上がり重点でも動きは良かった。特にラストはシャープで切れのある走り。体がしっかりしていい雰囲気だね」と同助手は笑顔を見せた。
G1・2勝馬ミッキークイーンで16&17年(5→11着)に2年連続でグランプリに参戦した同助手。「彼女は長い距離が合っていた。(ペルシアンは)タイプが違うからね」と語った後、こう続けた。「折り合いはつくから初めての2500メートルはこなせると思う。札幌記念(2着)のように、ためるだけためて末脚を生かす競馬ができれば」とイメージする。
有馬記念ではマイラーと思われた馬が激走し、大波乱を呼んできた。91年、14番人気ながらメジロマックイーンを撃破して戴冠したダイユウサクは阪神マイル1着からの参戦だった。1番人気がコンスタントに優勝してきた今年のG1。最後くらいド派手な打ち上げ花火が見たい。