【中山金杯】ココロノトウダイ、併せ馬で余力十分 手塚師は高評価

2021年01月03日 05:30

競馬

 【東西ドキュメント・美浦=2日】新春恒例の「馬場開き」は、コロナ禍の影響で中止になった。例年、日本調教師会関東本部長による年頭のあいさつが行われるが、今年は取りやめ。同本部長である手塚師は「こういうご時世だし、仕方ないです」と説明した。
 区切りのイベントの中止に心の晴れない鈴木智だったが、そんな気持ちに明かりをともしてくれたのが、中山金杯に出走するココロノトウダイの追い切り。年明け早々に併せ馬で、坂路4F52秒7~1F12秒4の好時計を叩きだした。馬なりで余力十分。管理する手塚師は「楽に上がっていた。中山に実績はないが、今の体調ならカバーできる出来。53キロのハンデも恵まれた。オープンでもやれると思っているし、いつかは重賞を勝ちたいと思っている」と高評価。

 先行きが見えず、疑心暗鬼になりがちなご時世。活躍を願いたくなる馬名だ。 

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