最優秀4歳以上牡馬はフィエールマン 勲章手に引退、けいじん帯炎で今後種牡馬入り
2021年01月07日 05:30
競馬
18年1月にデビューし通算12戦5勝。同年の菊花賞を史上最少キャリアとなる4戦目で制覇。古馬となってからは19年秋に挑戦した凱旋門賞で12着に惨敗したが、国内で出走した11戦は全て4着以内と堅実な成績でファンを魅了した。
手塚師は「ここ1年は脚元と相談しながらの競馬だった。有馬記念がラストランとなってしまったが、3着とよく頑張ってくれた。これだけの名馬にはなかなか巡り合えない。凱旋門賞を含め多くの経験をさせてもらい、凄く楽しかった3年間に感謝している。いずれはその産駒で、父に近い素質馬を育てられたらと思っています」と名残を惜しんだ。
◆フィエールマン 父ディープインパクト 母リュヌドール(母の父グリーンチューン)牡6歳 サンデーレーシング 美浦・手塚 ルメール ノーザンファーム 3戦1勝 2億8923万円(天皇賞・春)