【シンザン記念】ククナ突出1番時計!“ポストアーモンドアイ”へ万全ラスト11秒6
2021年01月07日 05:30
競馬
前走・アルテミスSは2着。最優秀2歳牝馬ソダシに敗れたが上がり3F33秒4の決め手を繰り出した。1000メートル通過60秒9のスロー。向かない展開の中、力は示した。指揮官は「重賞でどこまでやれるかと思っていたが…。最後にこじ開けてきたのは馬の力」と素質の高さを改めて評価した。そろそろパワーが必要な馬場になってきた中京だが「力のあるタイプ。こなせると思う」と語った。
牡馬もいるシンザン記念を勝った牝馬には高い評価を与える必要がある。過去10年で牝馬は3勝。12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイは3冠馬となり年度代表馬に輝いた。ここを勝つことが名牝へのパスポート。来年の今頃、大見出しとなっている可能性を秘める。師は「いい競馬をすれば早めにローテーションを組める。本番に向けて調整しやすい」と、すでに先を見据える。目指せ、未来のジェンティル、アーモンド。ククナが夢を乗せて走る。