JRA 不適切受給の騎手ら170人処分、コロナ持続化給付金 出勤停止など
2021年04月11日 05:30
競馬
騎手らは成績によって得られる賞金が新型コロナの影響で減少したとして受給していたが、実際には影響はほぼなかった。2月中旬の報道を受け、JRAや日本調教師会は騎手や調教師ら2748人を調査。3月6日、165人が総額約1億8000万円を受給していたと発表した。その後、3人が不適切受給を隠す虚偽の回答をしていたことも判明。全受給者169人のうち2人は副業の不振を理由に申請していた。
JRAの後藤正幸理事長は「社会の良識に欠ける行為でおわびする。信頼回復に向け、全力で取り組む」とのコメントを出した。処分は不適切受給者に加え、厩舎従業員に適切な注意喚起をしていなかった調教師らも対象となった。