【フローラS】ユーバーレーベン 打倒ソダシへ軽快駆け!手塚師「全てにおいて前走以上」
2021年04月22日 05:30
競馬
1週前にWコース(やや重で5F67秒7~1F12秒1)でしっかりと負荷をかけ、最終追いは坂路追いを選択。素軽い脚さばきでチップをかき上げていく。2馬身ほど前にゴルトマイスター(5歳オープン)。ゴール前でスッと加速すると馬なりのまま併入した。時計は4F52秒6~1F12秒6。師は「先週の動きが抜群だったので今週はこれくらいで。乗り手の感触も良かったみたい。全てにおいて前走以上と言えます」と手放しで称えた。
ここまでの4敗中3敗の勝ち馬が桜花賞で圧倒的パフォーマンスを見せたソダシ。3着だった阪神JFの上位2頭がそのまま桜花賞ワンツーで、世代トップクラスの実力は疑いようがない。休み明けの前走・フラワーC(3着)は馬場の悪い内を避けたロスもあった。師は「単純な能力比較だと上。重賞でもトップレベルの力はあると思うので期待したいです」と、その素質をアピールした。
父はスタミナ自慢のゴールドシップ。マイルの桜花賞はパスして適性の見込めるオークス路線を選択した。それだけに、是が非でも権利を手にしたい一戦。師は「開幕週がどうかだが、スタートが出ても二の脚がないのでしまいを生かす形になると思う。良さが生きる展開になれば」とレースをイメージ。ソダシにつくった3度の借りを返すため、ここでつまずいてはいられない。