南関“3女”神尾JRAトリオに負けないぞ!
2021年04月23日 05:30
競馬
それだけに「緊張しているつもりはなかったが、頭がいっぱいいっぱいになってしまった。もっとレースの流れを感じ取って馬をコントロールして乗りたい」と悔しさばかりが残る一日となってしまった。
師匠の山田質師は「いろいろアドバイスはしましたが、本人が一番悔しい思いをしているでしょう。ただ、ここからがスタート。徐々に結果を出して愛されるジョッキーになってほしい」と娘のような存在に優しいまなざしを向けた。
地元・静岡のサッカーで鍛えた運動神経を武器に「小柄な体格(身長1メートル46.8)を生かしたプロスポーツ選手になりたかった」との思いを貫いて、ついに手にした憧れの舞台。「積極的で最後まで諦めない騎乗をして馬券に絡めるように頑張る」と決意を新たにした神尾。南関東では19年中島良美(浦和=川島豊)、20年北島希望(浦和=小久保)に続き3年連続3人目。話題のJRA女性トリオに追いつけ追い越せ、“3女”の勢いで、こちらにも風を吹かせる活躍に期待したい。