【武雄・開設記念】松浦が連覇、番手から抜け出す ダービーへ弾み

2021年04月26日 05:30

競輪

【武雄・開設記念】松浦が連覇、番手から抜け出す ダービーへ弾み
武雄記念連覇を果たし、トロフィーを掲げる松浦 Photo By スポニチ
 武雄記念決勝は松浦悠士(30=広島・98期)が昨年に続く連覇。3月に広島で行われた玉野記念以来となる通算10度目、今年4度目となる記念Vを決めた。
 レースは清水―松浦―小倉―室井―山田庸―山田英―郡司―岩本―佐藤で周回。残り2周で郡司―岩本―佐藤が上昇、山田庸―山田英が続く。抑えられた清水は後方に車を引く。打鐘を前に郡司を叩いて山田庸―山田英が先頭に立ったが、後方の清水、中団の郡司も一斉に踏み上げて激しいモガき合いに。それでも最終ホームすぎに清水―松浦―小倉―室井の4車が一気に出切る。5番手の外並走から郡司が捲るが、松浦の好ブロックで失速。清水の番手から抜け出した松浦が悠々と1着でゴールを駆け抜けた。

 松浦は「前受けは作戦通り。清水君が頑張ってくれた。<3>(松浦)<7>(小倉)が人気になっていたので、何とか<3><5>(清水)にしようと思っていたけど、清水君を残せなかったのは残念」と振り返ったが、思い切り良くラインを引っ張った清水の走りに感謝していた。「最終日が一番軽く感じて状態は良かった。次の(京王閣)ダービーにしっかりと仕上げたい。清水君と一緒に決勝に勝ち上がって、今日みたいにラインが3車、4車となれば十分に優勝するチャンスはあると思う」と話した。

 1着の松浦悠士、2着の小倉竜二、3着の佐藤慎太郎は日本選手権競輪(5月4~9日、京王閣)に向かう。

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