【天皇賞・春】ユーキャンスマイル 「阪神開催」大歓迎 阪神大賞典で2年連続連対
2021年04月27日 05:30
競馬
「京都のしまいが速い流れより、阪神の坂で時計がかかる方がいいのかもしれませんね。この馬にとっては(阪神は)いいのかも」
昨秋の3戦はなかなか本来の動きに戻らなかったが、前走で復活のきっかけをつかんだ。中間は、さらに良化ムード。21日の1週前追いはCWコース3頭併せでビッシリ追われ、6F78秒3~1F12秒1で僚馬2頭を1馬身以上突き放した。25日にも坂路で4F54秒9~1F12秒5をマークした。「凄く良くなっている感じ。前回であれだけ走れたが、もう一ついいですよ」とジャッジ。
阪神大賞典はディープボンドから離された2着だったが、勝ち馬より1キロ重い重量を背負って上がり3Fは最速タイの末脚を発揮した。叩き2戦目でさらに動ければ、悲願のG1タイトルにも手が届くはず。三度目の正直で今年こそ笑おう。(栗東取材班)