【天皇賞・春】ユーキャンスマイル 「阪神開催」大歓迎 阪神大賞典で2年連続連対

2021年04月27日 05:30

競馬

【天皇賞・春】ユーキャンスマイル 「阪神開催」大歓迎 阪神大賞典で2年連続連対
阪神競馬場と好相性のユーキャンスマイル(撮影・亀井直樹)
 友道厩舎は3頭出しのうち、2頭がG1ホース。残るユーキャンスマイルは実績面で劣るが、イレギュラーな「阪神開催」を一番、笑っている!?に違いない。
 伝統の長距離G1は京都競馬場の改修工事により、27年ぶりに阪神で開催。ワールドプレミア、マカヒキの僚馬2頭が阪神で未勝利に対して、ユーキャンスマイルは【1201】と好相性。長距離重賞の阪神大賞典は20年1着→21年2着と、2年連続で連対している。京都開催だった近2年の天皇賞・春は19年5着→20年4着と善戦止まりだったが、阪神替わりで前進は必至。大江助手も歓迎する。

 「京都のしまいが速い流れより、阪神の坂で時計がかかる方がいいのかもしれませんね。この馬にとっては(阪神は)いいのかも」

 昨秋の3戦はなかなか本来の動きに戻らなかったが、前走で復活のきっかけをつかんだ。中間は、さらに良化ムード。21日の1週前追いはCWコース3頭併せでビッシリ追われ、6F78秒3~1F12秒1で僚馬2頭を1馬身以上突き放した。25日にも坂路で4F54秒9~1F12秒5をマークした。「凄く良くなっている感じ。前回であれだけ走れたが、もう一ついいですよ」とジャッジ。

 阪神大賞典はディープボンドから離された2着だったが、勝ち馬より1キロ重い重量を背負って上がり3Fは最速タイの末脚を発揮した。叩き2戦目でさらに動ければ、悲願のG1タイトルにも手が届くはず。三度目の正直で今年こそ笑おう。(栗東取材班)

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