オークスは“クロフネの血”が好成績! ただ、ソダシは…
2021年05月21日 10:17
競馬
変わって注目したいのがクロフネの血である。ならば、クロフネ産駒の桜花賞馬ソダシで堅い、と思ったアナタは気が早い。狙うべきはクロフネ産駒ではないのだ。直仔はこれまでに8頭が出走して【0・0・1・7】。11年3着ホエールキャプチャ(2番人気)が最高だから、褒められた成績ではない。2000メートルを超える芝の重賞を勝ったことがないクロフネ産駒らしく、距離の壁に泣くシーンが目立つ。
買いたいのは「母父クロフネ」だ。これまに6頭がエントリー。惜しくも勝利には手が届いていないが、【0・1・3・2】の複勝率67%。12年3着アイスフォーリス(9番人気)や18年2着リリーノーブル(4番人気)など、【0132】と堅実に走っている。今年は(2)スルーセブンシーズと(16)ニーナドレスの2頭出し。この2頭の父はドリームジャーニーとハーツクライだから、スタミナには太鼓判を押せる。早め先頭のソダシを、同じクロフネの血を引く2頭が捕らえる……。そんなシーンを期待して、レースを心待ちにしたい。