【平安S】小沢 ルーキー重賞挑戦一番乗り!ドスハーツ末脚魅せる

2021年05月21日 05:30

競馬

【平安S】小沢 ルーキー重賞挑戦一番乗り!ドスハーツ末脚魅せる
平安Sで騎乗予定のドスハーツと小沢大仁(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 ルーキー・小沢大仁(だいと、18=松永昌)が平安Sのドスハーツで同期一番乗りの重賞初挑戦を果たす。自身が騎乗して連勝と軌道に乗せた。前走・鈴鹿Sでは、これまた同期の特別V一番乗り。「競馬学校の実習生の時から攻め馬に乗せてもらっていました。チャンスを頂いたオーナーや厩舎の方のおかげです」と感謝した。
 末脚が大きな武器だ。ここ5走、オール上がり3F最速。決め手は際立つ。中間も付きっきりで稽古をつける。「1週前はビシッとやりました。普段動く馬ではないですが、しまいまで動けていた。重賞でメンバーはそろうが頑張りたい」

 先週日曜に2勝し、ここまで8勝。デビューからの2カ月余りをこう振り返る。「競馬に乗るのは難しい。毎日、勉強です。駄目だったところは反省。次に生かしたい」。まさに進化の途中だが、厩舎の先輩・森一馬の存在が大きいという。「一馬さんは普段からいろいろと教えてくれます。2年連続で障害リーディングを獲られた方。お手本が身近にいる。ありがたいです。恩返しになればと思います」

 小沢にとって中京は競馬と出合った場所。人生を決めてくれた舞台だ。「地元で勝てればいいですね」。最高の笑顔を見せた。

 ◆小沢 大仁(おざわ・だいと)2003年(平15)1月4日生まれ、愛知県瀬戸市出身の18歳。栗東・松永昌厩舎所属。小学校3年生の時に家族で観戦した中京競馬場で競馬と出合う。JRA通算135戦8勝。8勝は今年のルーキーでは永野と並び最多。

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