【ダービー】タイトルホルダー 一流フットワークで充実、栗田師も田辺も太鼓判
2021年05月27日 05:30
競馬
逆に余裕たっぷりだったのが田辺。「(前半5Fを)57秒くらいで行きたい。冗談ですけど(笑い)。それなら武史(横山)はどう考えるかな」と笑いを誘う。ダービー初制覇への意気込みを聞かれても「競馬の中では大きいレースですが、僕の中ではG1のひとつ。いつものG1と気持ちが変わることはないんですよね。もちろん陣営から馬を任せられたプレッシャーはあります」とあくまで自然体だ。大舞台で輝く男らしい受け答えだった。
それでも2人に共通したのは「動きがいい。精神的に落ち着いている。距離はこなすんじゃないか」。気配、実績は申し分なし。何より調教師と騎手の絶妙!?なバランスに、高木は胸騒ぎがしてきた。