相性のいいタイトルで復調をアピールした。初日2Rは地元の鈴木清が幸先良く1着。川口記念は18年から3年連続で優出。19年は永井大介との抜きつ抜かれつの名勝負を演じ、苦節26年でグレードレース初制覇を飾った。レースは30線6枠からスタート。1つ外にはS巧者の鈴木宏和がいて「だいぶ緊張した」と言うものの、前団をスルスルかいくぐって4番手発進。3周回1コーナーで先頭を奪う会心の内容だった。
直前の川口普通開催(20~22日)で2カ月ぶりの優出。4月のオールスターでは鳴りを潜めたマシンだが、ここにきて上昇カーブを描く。「足周りの不安が解消されたのが大きい。今のところ使えるタイヤが3本あるし雨に関しても大丈夫」。連勝街道まっしぐらだ。