【ダービー】(5)ディープモンスター 池江家大物馬番!武豊は栗東市でJRA関係者初の聖火リレー
2021年05月28日 05:30
競馬
聖火パワーなのか、ディープモンスターと挑むダービーの枠も完璧だった。3枠5番。歴代最多の5勝中、2勝がこのゲートから。しかも初勝利の98年スペシャルウィーク、無敗の3冠馬となった05年ディープインパクト。武豊のダービーといえば赤帽だ。「枠番を聞いた瞬間、ディープインパクトと同じ枠だと思った」。同じ馬番から父子ダービー制覇という小説でも書けないようなゴールを目指す。「一年を通して常に頭にある特別なレース。“いよいよ”という感じ。金メダルを獲りたい」。13年キズナ以来、8年ぶり制覇に気合を入れた。
池江泰寿師も11年オルフェーヴルは5番だった。川合助手は「ロスなく運べそう。豊さんにお任せです」。運命に導かれ、大一番に挑む。
《史上初の参加》中央競馬関係者の聖火リレー参加についてJRAは「把握している範囲では初めてのこと」としている。なお、7月14日には藤田菜七子(23)が聖火ランナーとして府中市内を走る。4月19日には高知競馬所属の女性騎手、浜尚美(19)が同県四万十市で聖火をつないだ。