【蒲郡・G1オールジャパン竹島特別】平本 4度目のG1制覇!重圧に負けずトップSから完璧イン逃げ

2021年06月09日 05:30

ボートレース

【蒲郡・G1オールジャパン竹島特別】平本 4度目のG1制覇!重圧に負けずトップSから完璧イン逃げ
4度目のG1優勝を飾った平本真之 Photo By スポニチ
 ボートレース蒲郡のG1開設66周年記念「オールジャパン竹島特別」は8日、12Rで優勝戦が行われた。レースは圧倒的な人気を集めた地元の平本真之(37=愛知)がインから力強く逃げ切って快勝。15年3月のとこなめ周年以来となるG1・4度目の優勝を飾った。なお2着は磯部誠、3着は湯川浩司だった。
 平本がコンマ07のトップスタートを繰り出し、完璧なターンで蒲郡G1初制覇を飾った。「遅れるのは絶対嫌だったので、様子を見ながらいいスタートが行けた。先に回ってから完璧なターンができた」と地元で1番人気の重圧に負けず、ここ一番で最高の走りを披露できた。エンジンの仕上がりにも確かな裏付けがあった。「スタート練習で湯川さんとの足の差を感じたので終わってから調整したのが良かった」と最後まで入念な調整をした結果、万全の仕上がりで臨めたのも大きい。気迫と執念でつかんだ地元の冠と言える。

 今節は地元の大スター池田浩二が不在だったのもひとつの発奮材料となった。「いつも池田浩二さんに甘えている部分があったので。今回は先輩がいなくて責任を担おうと、凄く気持ちが入った。最高の結果で今後につながるいいシリーズになった」と平本。今後の蒲郡ではメモリアル(8月24~29日)出場も控えている。「地元のSGは絶対に欲しいタイトル。自信を持って次のメモリアルに臨みたい」。最強を証明した平本が、今度は最高峰の戦いで極上の輝きを放つ。

 【次走】優勝した平本真之、湯川浩司、石野貴之、毒島誠は13日からの多摩川一般戦に出場し、飯島昌弘、深谷知博、木下翔太らと激突する。浜野谷憲吾は15日からの津一般戦で江口晃生、今泉友吾らが相手。磯部誠は22日からの児島SGグランドチャンピオンで松井繁、峰竜太、平高奈菜らと相まみえる。

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