【プロキオンS】ウェスタールンド雨切り裂いた!初の9歳馬JRAダート重賞V手応え
2021年07月08日 05:30
競馬
昨年暮れの東京大賞典も見どころはあった。内、先行有利の馬場状態ながら、後方の外を回りながら0秒1差の3着。トレーナーは「前走はスローの流れだったけど、捲って行く脚に衰えはなかった」と振り返った上で、「今回は(ペースが)流れそうなメンバー構成なのはありがたい」とイメージする。
舞台となる小倉1700メートルは18年7月の薩摩Sで1着。ダート1700メートルは【2・1・0・0】と最も得意とする。「器用だし小回りはうまい。久々は気にしないし、56キロも有利。9歳の衰えはないし、メンバー的にもチャンスは十分あると思います」と師は期待を込める。8歳の昨年はアンタレスSで重賞初制覇。そして今年は史上初となる9歳馬によるJRAダート重賞制覇に挑戦する。仕上がりは万全。ファンに勇気を与える激走を楽しみにしたい。