藤田菜七子騎手(23)が14日、東京競馬場で行われた聖火リレーの点火セレモニーに参加した。当初は聖火ランナーを務める予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大により、府中市内の聖火リレーの公道走行が中止。トーチで聖火をつなぐセレモニーのみ行われた。
タレントで予備校講師の林修(55)から聖火を受け取り「林先生と相談して決めた」という“馬乗りポーズ”を笑顔で披露。同市の最終ランナー、女優・土屋太鳳(26)へとつないだ。「コロナ禍でたくさんの人の思いが詰まった炎を気持ちを込めてつないだ。同じ東京競馬場でも、いつもと違う責任感があった」とコメント。「注目している競技は乗馬。人と馬との信頼関係が大事。勉強するつもりでしっかり見たい。五輪に出場するアスリートの皆さんに負けないくらい週末の競馬を頑張っていきたい」と気持ちを新たにした。中央競馬関係者としては5月27日に武豊が史上初めて聖火ランナーを務めた。